
ガーデニング始めたいけど、めっちゃいっぱい土の種類がある!何を選んだらいいの?
ガーデニングを始めた時あるあるですね・・。
ホームセンターにいくと、ものすごいたくさんの種類があって、何が正解か分からなくなりますよね。
本当にいろいろな商品が並んでいて、これからガーデニングをはじめようというのに、いきなりテンションが下がってしまいますよね・・。
でも大丈夫です。初心者の方に、まずはこれさえ選んでおけば大丈夫!という土があります。
ガーデニング初心者は培養土がおすすめ
バランスよく成分が配合されているのが培養土です
培養土とは、ガーデニングに必要な土や様々な成分がバランスよく配合された土のことです。
ホームセンターやネットで培養土を買ってきて、そのまま植物を植えたらもうそれでOKです!
ホームセンターに行くと、土のコーナーにいろんな土の材料がありますが、
土作りというのは、様々な成分をバランス良くまぜて植物にとって快適な環境を作ってあげることが重要です。
植物にとって快適な環境が、培養土だけで完結しています。
ですので、培養土を買えば、自己判断でいろんなものを買って失敗するという心配がありません。
何を選んだらいいか分からない!という方は、まずは培養土を選んでみましょう!
肥料は特別あげる必要がない場合が多いです
培養土にはあらかじめ肥料もバランス良く配合されていることが多く、そこに新たに肥料を追加する必要ないんですね。


そもそも植物を植えた直後は肥料が苦手
もしあなたが、ぐったりして弱っていて休まないといけないような時にエナジードリンクを飲んだらどうなるでしょう?
頭がカッカしてるのに身体はふらふらになって・・・体調が悪くなってしまいますよね。
無理をしてはいけない時に身体に無理をさせることになってしまいます。
植物も同じで、無理をさせてはいけないストレスが強い時にはゆっくり休ませてあげる必要があります。
ちなみに、植物にとってのストレスというのはこういった状態です。
- 気温が高すぎ・低すぎ
- 水が少なすぎ・多すぎ
- 風が強すぎ・葉っぱ同士が密集しすぎ
- 植え替えをした時
植え替えた直後というのはとてもストレスが多い状態で、まずはゆっくり休まないといけません。
植物にとって生命線の、根っこの環境を直接大きく変えるからです。
まずは植えた環境に慣れるまで休ませてあげことが最優先で、それまでは肥料をあげてはいけません。
肥料をあげると弱った身体にとどめを刺すことになります。
僕も最初はよかれと考えて、こんなことを繰り返してました
- 植えた直後にガバガバと水と肥料をあげまくり
- そうすると、みるみるしぼんだり黄色くなっていく
- 足りないのかな?と思ってもっと増やすともっとひどくなる
- で、最後は枯れる
あまりやすぎない、というぐらいでちょうどいいです。本当に。
植物が良く育つ土というのは


僕も最初はさっぱり分かりませんでした。
結論を先にかんたんにまとめます。
- 土がふかふかになっていて、水と空気が流れることができる
- 植物にとって有益な微生物が繁殖できる
ざっとこういった条件が植物にとって嬉しい環境になります。順番に解説します。
土がふかふかになっていて、水と空気が流れることができる
まず重要なのが、固くカチカチな土はNGです。
柔らかく軽く、空気を含んだふかふかな土というのが良い土です。
なぜなら、ふかふかな状態というのは、水や空気のめぐりを良くするために必要だからです。
植物が水が大好きなのはご存知ですよね。
ふかふかでスキマがあることで、水が土の中を流れることができます。
それ以外にも、植物も根っこで呼吸しているのって知っていました?
葉っぱで呼吸をすることは良く知られているのですが、根っこでも呼吸をしているのって意外ですよね。
- 呼吸によって酸素を吸う
- 植物の体内にある有機物を燃やして二酸化炭素を吐き出す
- で、それによって生まれたエネルギーで、水分や養分を吸収
こんなことをやってます。実は。
つまり、水や養分を吸わせてあげる為には、呼吸ができないといけないんですね。
逆に酸素不足になると、根っこが窒息してしまって、先っぽから枯れてしまいます。
これが「根っこが腐った状態」です。
水やりしすぎは良くない、って聞いたことありませんか?
理由は、多すぎる水によって根っこが窒息してしまっているからなんです。
根っこは水があればいい!というわけではなくて、ちゃんと酸素を届けてあげる必要があります。
そのために、土がふかふかになっていて、水と空気が流れる状態をちゃんと作ってあげる必要があるんですね。
植物にとって有益な微生物が繁殖できる


人間の腸内には様々な微生物がいて、それが消化吸収を助けるというのをご存知ですよね。
実は、植物にとっても微生物は欠かす事ができないとても大事なパートナーなんです。
植物が必要な栄養を吸収するのに微生物は力を発揮します。
例えば、落ちた葉っぱなどは、そのままでは栄養として吸収できませんが、
微生物によって葉っぱが分解されて、植物が栄養として吸収しやすくしてくれます。



養分が必要なら肥料をあげたらいいんじゃないの?
と思うかもしれません。
それも一理あるのですが問題があります。
肥料を使い過ぎると土が固くなってしまうんです。
微生物は葉っぱなどの有機物を分解してくれますが、養分を生んでくれるだけでなくその過程で土をふかふかにしてくれます。
一方、肥料は養分を補給することはできるけど、土をふかふかはしてくれません。
ふかふかにすることによって、水や空気のめぐりを良くすると解説しましたが、
肥料をあげるだけだと、バランスが崩れてしまうんですね。
ですので、やみくもに肥料をあげるのではなく、パートナーである微生物も上手に育てることが大事です。
具体的には
- 堆肥:腐葉土や木くずなどの有機的な材料を土に入れてあげる
- 微生物自体を補給してあげる
こんなことをしてあげることで、微生物が元気に活動してふかふかな土にしてくれます。
これらが簡単に整うのが培養土


あらかじめ素晴らしいバランスで混ぜられているのが・・そう、培養土です!(笑)
培養土には、基本的な土の成分をベースにして、
ふかふかにするための有機物や微生物の成分がバランス良く入っていて、培養土だけで土が喜ぶ環境が整っているんです。
簡単ですよね!
ガーデニングの第一歩、初心者の方は、まずは培養土を使ってみてください!
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