
家庭菜園ってコストと労力に見合ってるの?
これから家庭菜園を始める人にとっては気になる所ですよね。
我が家を例に、
- 野菜苗の価格
- 収穫できた野菜をスーパーで売っている値段に換算
して、家庭菜園が割に合うかを計算してみました。
結論からいうと、
我が家では、家庭菜園で6〜11月まで2万5千円分ほどの夏野菜を収穫してます
これを詳しく解説していきますね。
初心者が家庭菜園をするなら貸し農園の「シェア畑」がおススメ!
家庭菜園でコスパの良い野菜
野菜ごとの1株当たりの利益を計算してみました。
野菜 | 苗価格 (接ぎ木苗) | 1株当たり 収穫量 | 1個当たり 単価 | 1株当たり 収量価格 | 1株当たり 利益 |
ピーマン | 200円 | 100個 | 30円 | 3000円 | +2800円 |
ナス | 200円 | 30個 | 70円 | 2100円 | +1900円 |
大玉トマト | 200円 | 30個 | 100円 | 3000円 | +2800円 |
きゅうり | 200円 | 30本 | 50円 | 1500円 | +1300円 |
オクラ | 80円 | 30本 | 20円 | 600円 | +520円 |
で、これを我が家の植える本数で計算すると、
野菜 | 1株当たり 利益 | 植えてる 株数 | 総利益 |
ピーマン | 2800円 | 4 | 11200円 |
ナス | 1900円 | 3 | 5700円 |
大玉トマト | 2800円 | 2 | 5600円 |
きゅうり | 1300円 | 1 | 1300円 |
オクラ | 520円 | 4 | 2080円 |
コレを合計すると、25880円になります。
僕は「庭を造ったからには野菜作らないと!」と思って野菜を作っていたので、
あまりコスパを考えていなかったのですが、結構元が取れてますね〜。
というか改めて調べた結果を見返すと、



野菜って高い!!!!!
スーパーで手に取ると1袋198円〜、とかあまり気にならなかったのですが
チリツモで割ととんでもない金額になるということになりますね〜。
我が家では、夏の時期の6月〜9月はほぼ野菜を買わずに済んでいます。
こう考えると、夏野菜の家庭菜園のコスパの高さが伺えますね〜!
しかし、ただ植えればいいわけではなく、植え方・育て方にも工夫が必要です。
家庭菜園でコスパの悪い野菜
ズバリ、1回で収穫が完了してしまう野菜ですね。
枝豆、トウモロコシなどは1回当たりの収穫量は多いのですが、1回で収穫終わってしまうためにトータルのコスパトしては悪くなります。
やっぱり、何回でも収穫できるピーマンのような野菜がコスパ面では優秀です。
コスパを気にするあまりに植えすぎると大量の野菜が余る
家庭菜園のコスパの良さがわかったところで、



じゃ単価の高い野菜をメッチャ植えよう!
となりがちですが、ちょっと待ってください。



もう飽きた・・食べたくない。けどまだ大量に余ってる・・・
上記の記事にもある通り、消費できない量の野菜を植えると
ということになるので、バランスを考えて植えるようにしましょう。
特にきゅうりなんかは、僕は速攻で飽きました(笑)
きゅうりでパッと思いつく料理が
- 漬け物(浅漬け、キムチ)
- サラダの具材
ぐらいしかないんですよね。それ以外に何かしようとすると、
普段やらない料理に手を出さざるを得ないんですよね。
そうすると、楽しむ&家計の助けになる家庭菜園なのに、



きゅうりを消費できるレシピを調べなきゃ・・
収穫された野菜に振り回されるという、本末転倒なことになっちゃいますからね。



我が家では、きゅうり2株でも多すぎでした。。
1株でも多いと感じるときがあります(笑)
コスパと飽きを考慮したオススメの夏野菜
ポイントとしては、
- 1本当たりの単価が高い
- 収穫量が多い
- 飽きがこない
が大事です。改めて1株当たりの単価・利益見てみると、
野菜 | 苗価格 (接ぎ木苗) | 1株当たり 収穫量 | 1個当たり 単価 | 1株当たり 収量価格 | 1株当たり 利益 |
ピーマン | 200円 | 100個 | 30円 | 3000円 | +2800円 |
ナス | 200円 | 30個 | 70円 | 2100円 | +1900円 |
大玉トマト | 200円 | 30個 | 100円 | 3000円 | +2800円 |
きゅうり | 200円 | 30本 | 50円 | 1500円 | +1300円 |
オクラ | 80円 | 30本 | 20円 | 600円 | +520円 |
この中で選ぶと、ナスやトマトが単価が高く、ピーマンの利益がいいですね!
トマトやナスや料理のレシピ豊富で飽きないのでオススメですね!
そして、いろいろな料理で小回りが利く(笑)ピーマンを植えると、
料理のバリエーション的にもバッチリになりますね。
ただ、注意点もあります。
- 大玉トマトは割れたり育てるのが若干難しい
- ナス、トマト、ピーマンばっかり植えていると、連作障害で次の年から育たなくなるリスクがあります
もちろん対策はあります。
大玉トマトについては、割れに強い品種を選んだりすると良いです。
僕はずっと「桃太郎」という定番品種を育ててきましたが、育てるのが難しいな〜と感じたことはないですね。


でも、更に楽かも?というふれこみで、僕が今年選んだ品種は「麗夏」という品種です。


今年どうなるか、継続して見ていきます。
で、ナス・トマト・ピーマンは同じ「ナス科」なので、畑がナス科ばっかりになるんですね。
そうすると連作障害といって、
- 同じ科目が好む栄養成分ばっかり吸収して、栄養が偏る
- 同じ科目に集まる病害菌が土に残って、次の年に同じ科目を植えると植物がうまく育たない
ということがおこるんですよね〜。



でも畑の面積は限られてるし、来年全く興味のない野菜を植えるのは嫌だし・・
連作障害の対策として、
- 実生苗(自根苗)ではなく接ぎ木苗を使う(ただし値段が数倍)
- 野菜収穫が終わったら土を改良する(連作障害の改良材など)
ただ、料理のバリエーションなどのバランスを考えると、結局ナス科ばかりになるんですよね(笑)



ウチでは値段は高けど接ぎ木苗を毎年植えてるけど、
連作障害の被害はほとんど経験してないよ
いかがだったでしょうか。
僕自身、金銭面で家庭菜園でまとめてみたことがなかったので新鮮でした。
他にもこれから家庭菜園を始めようという方向けに記事をまとめてますので、
そちらもよければ参考にしてくださいね。
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